小説

□ANOTHER;G・GEAR

西暦21××年 
この物語はもう一つのGGの話である。その名もANOTHER;G・GEAR

ここは人間とギアが一緒に平和に暮らしている。
昔、ある人物が、法力と法術でギアを創り、人間と共存のために創った。
しかし、人類とギアが平和にしてた時、世界征服を企む組織が現われた。
終戦管理局である。・・・人々を苦しめ、ギアを洗脳して悪にさせるなど、酷い組織だった。
そこに5人の英雄が現われた。
一人はフレデリック・マルキュリアス。ギアを創った人物の友人で炎の法力を使う。
二人目はカイ・キスクである。フレデリックのライバルで、雷の法力を使う。
3人目はネル・クァートクス。法力と法術が使えない代わりに魔力と魔術が使える。ネルはある小さい離島イセネの住民であり、そこにはノエルという花の魔術を使いネルの恋人である。
4人目は人々から「絶望の血」と言われ、フレデリックの宿敵、ゼシカ・堕龍(デュオロン)である。こいつも魔術と魔力しか使えないレイサイといわれる生物である。
最後に5人目はグリュウ・セイといわれる人間である。(本作の主人公の兄である。)法力と法術の使い手。
この5人の活躍に終戦管理局は滅んだ。
・・・そして、3年後・・・
タイトルコール 第1章「序曲―OVERTURE−」
「オレはグリュウ・レイ。高校生2年生だ。オレの兄貴はかつて終戦管理局を滅ぼした英雄の一人だ。」
??「オ〜イ!早くしないと学校に遅れるぞ!」(こいつはオレと同じクラスメイトのアクセル・ロウである。鎖鎌と炎の法力が得意。)
レイ「わかった。」
アクセル「たく、世話が焼ける。」
レイ「うるせぇな。」
・・・・・
教室
アクセル「間に合った。」
レイ「ギリギリセーフ!」
???「二人とも、遅い!」(この女はミリア・レイジで金髪をした美しい女。)
レイ「ごめんなさい。」
アクセル「メンゴ!」
ミリア「あなた達はいつも遅れそうに来てるじゃない。早く着なさいよ。」
レイ「ハ〜イ。」
チャイムが鳴る。
???「お前さん達、座らないか!」(これはオレ達の先生でパラダイムと呼ぶ。ギアであり鳥に似ているが、ドラゴンだ。)
パラダイム「今日は法力の戦術を教える。」
生徒全員「ヨッシャ〜!!」
パラダイム「ハイハイ。座りなさい。今回は特別教師として英雄のカイ・キスクとネル・クァートクスだ。」
レイ「カイさんとネルさんだ!」
カイ「お久しぶりです。レイ君。」
ネル「ん。ああ、セイの弟か。」
レイ「フレデリックさんとゼシカさんは?」
カイ「フレデリックなら家族で旅行していますよ。」(フレデリックの家族は20歳のアリアさんと3歳の女の子、ディズィーである。ちなみにフレデリックは23歳である。)
ネル「ゼシカも恋人とデート中だ。」(ゼシカの彼女はギルティギアのDSのゲームのラスボスのGIGである。)※注 この話ではGIGは人間である。
レイ「そうか。で、ネルさんは、・・・恋人いるんじゃ。」
ネル「人前で言うな。」
パラダイム「話はここまで授業を始める。」
生徒達「ハ〜イ。」
・・・・・
ある楽園
フレデリック「・・・・・」
アリア「楽しい?ディズィー。」
ディズィー「たのしぃ〜。」
アリア「そうか。そろそろ、ご飯にしようか。」
ディズィー「ごはん、たべるぅ〜。」
アリア「わかった。フレデリック。」
フレデリック「わかっている。が、何が食べたい?」
ディズィー「シチュ〜。」
アリア「シチューだって。と言ってる。」
フレデリック「わかった。」
・・・・・
ハワイ
ゼシカ「太陽が気持ちいいな。GIG(ギグ)。」
GIG「そうね。じゃ、そろそろ水着にきて海に行きましょう。」
ゼシカ「りょ〜かい。」
・・・・・
???「ククク・・・楽しそうだね人間ども。」
??2「ギアと共存。アホらしい。我等、「慈悲なき啓示」の存在も知らんとは・・・。」
???「い〜じゃん。後で、襲来するし、その時に教えてやろう。僕達の恐怖を・・・ね。」
??2「それもそうだな。」
・・・・・・
学園
パラダイム「今日の授業は終わりだ。休み時間だ。」
生徒達「ワ〜イ!!」
レイ「カイさん!授業で使った雷の法力、すごいです。」
カイ「いえ、私はまだまだです。フレデリックには及びません。」
アクセル「フレデリックってそんなに強いの?」
ネル「強いのは当たり前だろ。俺達英雄の中でフレデリックとゼシカが1番強かったからな。」
ミリア「ふぅ〜ん。」
レイ「今、兄さんは何してるの?」
カイ「それが、セイ君の行方がわからないのです。」
レイ「行方不明。なんで・・・。」
ネル「さぁな〜。いつかは会えるだろう。」
レイ「そうですね。」
アクセル「心配していないのかい?」
ミリア「馬鹿だからじゃないの。」
レイ「なんだと〜〜〜!!」
カイ「にぎやかですね。」
ネル「ああ。しかし、いつかは世界を襲来する敵が現われるかもしれない。」
カイ「そうですね。終戦管理局も過半数は生き残りもいますね。」
ネル「まぁ。いずれ、戦う運命かもな。」

アクセル「ここまでおいで〜だ。」
レイ「待ちやがれ!!!」
第2章に続く・・・

[表紙へ戻る]

ゲームブックを検索



©フォレストページ