小説

□ANOTHER;G・GEAR

ANOTHER;G・GEAR
第2章「過去と出会い」

グリュウ・レイ「急げ、急げ。」
アクセル「いそ〜げ!遅刻する。」
レイ「わかってる!」
・・・・・
アクセル「ギリギリセーフ。」
レイ「間に合った。」
ミリア「あんた達はいつになったら早く来るのかしら。」
アクセル「知らん。」
??「態度が悪いぞ。」(この男はザトーと呼ぶ。影の法術を使い、ミリアのストーカーである。)
アクセル「黙れ。ストーカー。」
ザトー「ストーカーじゃない!」
レイ「否定するなって。」
ミリア「せめすぎよ。」
チャイムが鳴る。
パラダイム「ほら、席についてあいさつ。」
クラス全員「おはようございます。」
パラダイム「うむ。おはよう。
今日は法術のテストを始める。」
クラス全員「ええ〜!!」
レイ「聞いてないぞ。」
アクセル「多分、オレ・・0点。」
ミリア「やる前にあきらめてる。」
・・・・・・・
ある町
ここは終戦管理局の襲撃され壊滅した町である。ここには一人、16歳の少女がいた。この子は襲撃により親よ親戚、友人がいなくなり、そして、ここに訪れた人を殺してでも金と食料を手に入れ生活していた。
そして、今、新たなターゲットを見つけた。
ある男「何もないな。」
少女「やぁ!」
ある男「ん!くっ。」かわす。
少女「死にたくなければ金と食料を出せ。」
ある男「ふふ・・おもしろい。来いよ。」
少女「死にたいらしいね。はぁぁ!」
ある男「ふっ。はぁ。」
少女「えい、やぁ!」拳を突き出す。
ある男「くっぅぅ!」体勢を崩す。
少女「もらった!」相手の顔に目掛けて足を出す。
ガシッン!!
少女「えっ!」気づいたら自分が倒れていた。
ある男「ふぅ。目障りだから・・・殺すか。」少女の方に近づく。
少女「くっ、あっ、いた。」
ある男「動けないように足の腱を切った。」
少女「や・・やだ。死にたくない。」恐怖を持ち涙が流れる。
ある男「死にたくない・・・か?」少女は涙を流しなら頷いた。
ある男「冗談だ。・・・殺しはしない。傷を治してやる。」
少女「えっ?」
ある男「君は親とか殺されたんだろ。可哀想だから俺について来な。食料もやるから。」
少女「な・・・何で・・?」
ある男「一人よりマシだろ。
で、名前は・・・」
少女「名前、ないの。」
ある男「・・・・・そうか、ん・・じゃ、メイでどうだ。」
メイ「私は・・・メイ。」
ある男「そうだ、メイ。これからよろしく、メイ。」
メイ「は・・はい。」
ある男「じゃ、行くか。次の町まで。」
メイ「あ・・あの、名前は・・・」
ある男「さぁな、知らん。・・・そうだな、いろんな町で救っていたら「神様」とか言われていたから仮の神として「仮神(カシン)」でどうだ。」
メイ「カシン・・・。」
仮神「ああ。じゃ、行こうか。メイ。」
メイ「はい。」
・・・・・・
高校・・・教室
レイ「テスト、難しいかった。」
アクセル「俺、0点決定だ。」
ミリア「寝ていたしね。」
ザトー「ふん。小さい男だ。」
アクセル「お前もできていないだろ。ストーカー。」
ザトー「な・・なんだと!私はできているし、ストーカーではない!」
レイ「ウルセェ奴等だ。」
・・・・・・・
??「もう襲撃の時間だ。」
??2「おもいらしてやろう。人間共。我等、「慈悲なき啓示」が・・・・」

第3章に続く

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