小説

□ANOTHER;G・GEAR

第3章「襲撃」
??「そろそろ、人間達に襲撃したいな。」
??2「確かにな。」
????「待ちくたびれているな。」
??「いえ、何も思っていません。」
????「隠すな。知っているよ、ヴァキラ。」
ヴァキラ「はい。」
??2「で、人間達にいつ襲撃を・・・。

????「慌てるな、エルガ。」
エルガ「しかし・・・。」
ヴァキラ「辛抱だね。」
????「いや、人間、ギア共に恐ろしさを与えるのは・・・今だ!」
エルガ「わかりました。」
ヴァキラ「やっと、人間共に・・・。」
・・・・・
レイ「今日は、何するんだ。」
アクセル「知らん。テストの返しは嫌だ。」
ミリア「珍しく早く登校してるじゃない。」
ザトー「いい事だ。」
アクセル「まあな。」
レイ「ん。あれは・・・。」
??「ヘイ。お前達。」(こいつの名前はチップ。忍者マニアで風の法力を使う。)
レイ「何だ。」
チップ「冷たい返事だな〜。」
アクセル「エセ忍者だから。」
チップ「何だと!!」
ミリア「こんな所で喧嘩しないの。」
ザトー「困った連中だ。」
レイ「そろそろ学園に行かないと遅刻するよ。」
アクセル「ギリギリに間に合う。」
チップ「俺は走るの早いし。」
ミリア「あら、私の方が上手よ。」
ザトー「とにかく、急がないと全員、遅刻だぞ。」
レイ「急げ〜〜。」
・・・・・・
学園
レイ「セーフ!」
アクセル「ギリギリ。」
ミリア「私まで遅れるかと思った。」
ザトー「馬鹿たちと付き合うのは大変だ。」
チップ「テメェ。」
チャイムが鳴る。
パラダイム「はい、座れ。」
レイ「おはようございます。」
パラダイム「ああ。おはよう。」
アクセル「今日は何するですか?」
パラダイム「まぁ、先に紹介する子が居るんだ。」
ミリア「転校生?」
パラダイム「そうだ。では、入りなさい。」
メイ「は・・・はい。」
レイ「お・・女。」
アクセル「カワイ子ちゃんだ。」
チップ「きれいだ。」
ザトー「ふむ。悪くない。」
ミリア「このスケベ共が・・・!」
パラダイム「こらこら。メイ君は親や親戚、友人が亡くなり一人ぼっちだから仲良くしなさい。」
レイ「は・・い。」
アクセル「ん。まさか、レイ・・・。」
レイ「一目惚れした。」
アクセル「やはり。」
メイ「え・・えっと、よろしく願います。」
レイ「よろしく・・・・。」
アクセル「テメェだけに言ってない。」
パラダイム「紹介はここまで、授業を始める。」
メイ「(き・・緊張するよ、仮神。)」
レイ「(メイを見ながら)ボケェー。」
・・・・・・
ドッカーン バチン
ヴァキラ「ははは・・・逃げろ逃げろ、人間共。」
エルガ「我等、「慈悲なき啓示」に怯えろ。」
ヴァキラ「はは・・・。楽しいよ。」
エルガ「もうこの辺りは人間は居ないな。」
ヴァキラ「んじゃ、あそこに見える学園を襲うよ。」
エルガ「いいだろう。」
・・・・
パラダイム「〜〜と、言うことだ。わかったか?」
クラス全員「わかりました。」
パラダイム「では、次は・・・」
ズドーン ガシャーン
レイ「地震!」
アクセル「ち・・違うだろ!」
パラダイム「大丈夫か!みな、外に非難するぞ!」
・・・・・・・
学園外周り

ヴァキラ「ははははは・・・楽しいよ。」
エルガ「やり過ぎかな?」
レイ「何じゃこりゃ?」
ミリア「町が・・・。」
ザトー「酷い。」
パラダイム「貴様等!何もんだ!」
ヴァキラ「ん。僕達の事?」
エルガ「「慈悲なき啓示」だ。」
パラダイム「啓示・・・。」
レイ「終戦管理局か!」
ヴァキラ「違うよ。あんな組織と一緒にしないでほしい。」
エルガ「我等はこの世界を消す物だ。」
アクセル「世界を消すって。」
ミリア「そんな事させない!」
ヴァキラ「やる気か?いいよ、やってやるから。」
パラダイム「お前達、逃げるんだ!これは練習じゃない!命を落とすぞ!」
レイ「覚悟はできています。僕は兄さんのように強くなりたい。だから、今は僕達が守れなければならない。」
アクセル「たしかにな。」
ザトー「高校2年だし。」
ミリア「数的でも私の上。」
チップ「力を合わせば勝てる。」
パラダイム「お前達・・・わかった。しかし、危なくなったら退くんだ。」
ヴァキラ「ゴチャ、言ってないで来いよ。」
メイ「また・・・友人を亡くしたくない。だから、私も戦う!」
レイ「大丈夫!僕が守ってあげる。」
メイ「えっ・・あ・・ありがとう。」
ヴァキラ「こっちから行くよ!」
エルガ「楽に死なせてあげよう。」
アクセル「へ、そういくか。曲鎖撃!」
ヴァキラ「おっと、当たらん。」
チップ「俺も居るぜ。βブレード!」
ヴァキラ「アブな!」
チップ「ちっ、避けた。」
ミリア「サイレントフォース!!」
エルガ「はっ、効かん。」
ザトー「インヴァイトヘル!!」
エルガ「ふっ!」
レイ「喰らえ!!」剣を振る。
エルガ「どうした、効かんぞ。」
レイ「何!」
エルガ「はぁっ!!」なぎ払いをする。
レイ「うわぁ!」
ミリア「レイ!」
メイ「やぁ!!」とび蹴りをした。
エルガ「馬鹿め。それでは的だ。」
メイ「しまった。」
レイ「させるか!」
ガッシッッッン!!
エルガ「!??」
レイ「えっ・・・。」
仮神「オレの付き人に手を出さないでほしいな。」
メイ「仮神!」
エルガ「くっ、貴様・・。」
仮神「ふっ、はぁっ!」相手の後ろに回り込んで蹴り飛ばす。
エルガ「ぐっ、がはっ・・!」
ヴァキラ「エルガ。何してるんだよ。・・・!?」
ドガッ!
ヴァキラ「ぐはぁ!」
仮神「どうした?」
レイ「つ・・強い。」
ヴァキラ「やってくれるな。」
エルガ「ヴァキラ、退くぞ。」
ヴァキラ「・・・わかったよ。」
ヒュン
仮神「逃げたか。」
メイ「仮神、情報周集してたんじゃ・・・」
仮神「変な気が感じたんでね。で、メイ、高校はどうだ?」
メイ「初めてだから緊張する。」
仮神「そうか。」
パラダイム「あなたは・・・?」
仮神「メイの保護者みたいな・・・。」
レイ「メイちゃんの保護者・・・。」
アクセル「すげぇ。」
ミリア「一人で二人を・・・・。」
ザトー「あっさりとやつけた。」
レイ「しかし、さっきの奴等は・・・。」

突然、襲撃されたレイ達。ここから本当の戦いが始まる。
第4章に続く。

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