小説

□ANOTHER;G・GEAR

ANOTHER;G・GEAR

第4章「受け継ぐ物と選ばれし物」
学園・・会議室
パラダイム「昨日、襲ってきた奴等は終戦管理局ではなく、慈悲なき啓示と。」
スレイヤー「そうか・・・また、争いが始まるのか。」(学園の教徒先生でミリアの父である。)
イズナ「ともかく、怪我人が出なくてよかったばい。」(バックヤードの住人でパラダイムの仲)
パラダイム「しかし、また現われる。生徒達をどうするか。」
スレイヤー「逃がしたいが、戦う物も居る・・だね。」
イズナ「戦うって、危ないちゃ。」
フレデリック「人はいつかは命を掛ける事をする。ただ、それだけだ。」
パラダイム「フレデリック!居たのか。」
イズナ「命を掛けるって、まだ、あの子達は・・・・・。」
フレデリック「カイもセイも・・16歳ぐらいから命を掛けて戦ったんだ。あいつらレイたちも戦える。それに俺達も付いている。」
スレイヤー「さすがだ。背徳の炎。」
イズナ「確かにそうだちゃ・・・。」
フレデリック「後、アリアがギアを創った男を連れてくる。」
パラダイム「ギア・メーカーか!」
スレイヤー「そうか・・。旧知の友も来るのか。・・よし、今日は会議は終了にしよう。」

・・・・・・・・
公園

ミリア「また、あいつらが来るのね。」
ザトー「しかし、一体なんだ。」
アクセル「終戦管理局より手強そう。」
チップ「ちっ、強くなればいいんだよ。」
仮神「はは・・・いい意気だ。君達なら強くなれるさ。なぁ、メイ。」
メイ「うん。」
レイ「あのう〜・・・仮神さん。メイの保護者だから・・・まさか、父さん?」
仮神「ん。いや、違うさ。メイは孤児だったから拾ってあげたんだ。」
レイ「そうなんですか。」
仮神「だから、メイの事は・・・君が守ってほしい。」
メイ「ええ〜、なんか・・・恥ずかしい・・・。」
レイ「オレが・・・メイちゃんを守る。
 任せてください!!」
仮神「ああ、任せるよ。」
ミリア「嬉しそうね。」
ザトー「レイもいずれ恋。」
アクセル「いい所、持って行き過ぎ。」
チップ「そ・・そうだな。」
・・・・・・・
ヴァキラ「何なんだ!あの男は!」
エルガ「人間でもない、ギアでもない。
何者なんだ・・・・。」
????「やられたのかい?」
ヴァキラ「いえ。違います。」
????「人間も成長している。甘く見ない方がいい。」
エルガ「わかりました。」
????「後、仲間も連れてきたよ。」
レイモンド「元・終戦管理局の科学者レイモンドです。」
ヴァキラ「科学者・・?」
エルガ「ギアを超えるためにエスワットという生物を創ったものだな。」
レイモンド「知っているとは、光栄だよ。エルガ殿。」
????「話し合いは、そこまで。次の襲撃を用意しろ。」
ヴァキラ&エルガ「了解しました。」
????「・・・・楽しみだね、君達と戦うのが・・・5英雄よ。」
・・・・・・・
学園

アリア「フレデリック!!」
フレデリック「来たか。」
パラダイム「おお。やっと、来たか。」
ギア・メーカー「久しいね。フレデリック。」
フレデリック「ああ。 この件についてだが・・・。」
ギア・メーカー「解っているよ。「慈悲なき啓示」の襲来。」
アリア「ねぇ、チーフ。何か知ってるの?」
ギア・メーカー「いや、知らないよ。それにしても二人とも、子供を作るなんて。」
アリア「ほしかったからいいの。ってチーフも居るじゃん、息子が。」
パラダイム「何ーーーーー。」
フレデリック「・・・・・・。」
ギア・メーカー「居るよ。今、一緒に来ていたからそこに居るよ。」
テクテク
ギア・メーカー「ミラージュだよ。」
ミラージュ「初めまして。フレデさん、アリアさん、パラダイムさん。」
アリア「いいわね。イケメンだし。」
パラダイム「まさか・・・この子も法解者。」
ギア・メーカー「もちろん、そうだよ。」
フレデリック「親と似てないのが得だな。」
ギア・メーカー「酷い言い方だね。フレデリックもディズィーちゃんを産む前に息子がいるのと似てないし。」
アリア「あっ、ヨ・・・・ツキ。」
フレデリック「言うな。」
パラダイム「解らなくてきたぞ。」
・・・・・
仮神「よし、そろそろ帰って、飯にするか。メイ。」
レイ「オレも帰るか。」
アクセル「賛成。」
ミリア「また明日。」
ザトー「気をつけて帰れよ。」
チップ「大丈夫だぜ。」
メイ「みんな、また 明日・・・。」
みんな「また、明日。」
仮神「いい友達ができたな。メイ。」
メイ「うん。」
・・・・・・
??「フレデリック・・・アリア・・・ディズィー・・・僕は、一体・・・。」

敵も新たな仲間が増え、そして、レイ達も仲間が増えた。戦いへの幕が落とされる。

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