乙男清雅 奮闘記
□0日目
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「家人として住み込みで頑張ってほしい。いや、頑張れ」
皇毅様に肩をポンと叩かれ、なんだか自分にしか出来ないことなんじゃないかと思えてきた。
(期限は無制限か…いったいどんなことをしているんだ西家は)
御史台が動くことを幸せに思うんだな。
「明日から頑張ってくれ」
「ご期待に添えるよう頑張ります。」
軽く会釈し、長官室を出た。
(また仕事が増えた)
なんで人がこんなに忙しい時に限って、紅秀麗や秦蘇芳がいないんだ
御史台はただでさえ少ないと言うのに
「やるしかないか」
皇毅様の期待を裏切るわけにはいかない。
絶対に!!
end
20090301