BBS
08/31(Tue) 07:32
夢は終わらない
和希あきら
むかしむかしで始まるお話は
いつも私に夢を見せてくれた――
「え!?もしかしてここは……アリスの国ー!!?」
「アリスの国?ここは君の住む世界をリアルと言うのに対し、ヴィジョンと言うんだ」
「か、可愛いわ…!ねぇ、次はコレを着てみて!」
「まぁ、それがDVというものなのですね」
「ふっ……ワインが飲めないとは…お子様、だな」
「そうそう!俺はガーくんの大親友!よろしくな」
「また裏のボクがやったの?……ごめん、ね?」
「てめーら!俺のコルルに触んじゃねえ!!」
「ルテテをいじめないで!本当はいい子なんだから!」
「これ以上、俺に近付くな」
「リリィ、いらない子?…リリィのこと、きらい?」
そこにいたのは物知りなチェシャ猫
女の子大好きな白兎(♀)
ものすごく天然な女王
紅茶よりワインが好きな帽子屋
昼夜問わず起きている眠りネズミ
二重人格な三月兎
これでもかってくらい相思相愛な双子
一匹狼だけど小さい物大好きなグリフォン
感情を表に出せないアリス
「って、私がアリスなんじゃないの!!?」
いつか不思議の国のアリスの世界に行くことを望んでいたありすは、チェシャ猫に招かれヴィジョンと呼ばれる所謂、不思議の国へ行く
「ちがう、あなたはアリスじゃない。アリスは、リリィ」
しかし、夢に見ていたアリスは自分ではなく、リリィという小さな小さな女の子だった。
「アンタさえ…アンタさえいなければ私は…!」
そこで彼女が手にするものは一体なんなのか
寂しいときや悲しいとき
嬉しいときや楽しいとき
側にいてくれたのは貴方たち
いらない存在なんて
何一つないのです
それを教えてくれたのも
貴方たちだった
創作ボイスドラマ企画
夢は終わらない
〜貴方に逢えて、よかった〜
AD:8月31日〜9月19日(20:59)
「ボクは君に、思い出してほしいんだ。―――を」
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和希あきら 拝
932SH
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