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01/28(Fri) 09:59
青春してますか?/〆2/1
祢音


ただ平凡を望んだ、それだけだったのに…。


「新入生代表、姫路 譲」

「俺から逃げられると思ってんの?」


全てコイツのせいで、私の小さな願いは簡単にくずれさった。


「生徒会新入部員の幼馴染はどこなのー!?正直に出てくるの!」

「うふふ、萌ったら毎回後先考えず突っ走るんだから」

「どけて、どんくさ女。そこにいつまでもボーっと立ってられても邪魔」

「きゃははは!どんくさ女って、あいちゃんネーミングセンスなさすぎー!あー、お腹痛い!楽しー!」

幼馴染みのアイツが私に招いたのは個性の豊かすぎるメンバーが集まる、ある部活。
そこの名は


「あ、言うの忘れてたの!女子力探求部、それがこの部の名前なの!」


女子力探求部、そこは常識も平凡もいっさいない、私が望まない世界。


「おい萌!また脅して新入部員確保かよ?」

「優菜!俺本当にあんな大人数の前に朝会のたび立たなきゃいけないのかな?」

「あ、華楽ちゃん、こんにちわ!今日もみんな仲良さそうで嬉しいねー」

「おい哀華!お前なんでさっきから俺睨んでんだよ!!喧嘩売ってんのか!?」

「先輩たちって仲良しなんですねー、僕、羨ましいなあ」


そしてさらには仲がいいのか悪いのかよくわからない生徒会まで乱入して来ちゃって、私の平凡は本当に消えさったのだった。

始まり方は本当に最悪で最低だった。最初は非凡すぎるあの場を呪いたいとも思った。
あの人達のせいで悩んだり、苦労したり、逆にあの人達のおかげで笑ったり喜んだり。今なら素直に言える。


「青春の日々をありがとう!」


青春をテーマに笑って、泣いて、悩んで、喜んで。
たまには甘酸っぱい恋もして、ちょっと変わった学園と部活を舞台に暴走する物語。

青春学園ボイスドラマ
「青春してますか?」




ただいまオーディション開催中です!
〆2011/02/01 23:59

皆様の応募、お待ちしております。


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