xt

□一緒
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俺はもう、ここからは逃げられない


――――――

小さな小さなたった一つの蝋燭の火で部屋の明かりをたもっている


頑丈なドアの向こう側からガチャガチャ、と鍵を外す音が聞こえる...



夕食の時間だ


ガチャリと重たいドアが開き、現れたのはご飯がのっているオボンを片手に嬉しそうに微笑む貴方。

貴方はいつも決まった時間にこの地下室に来ては、俺を抱く。


俺のことが大切だから
閉じ込めるんだってさ...

間違ってる...


でも、そんなこと貴方に言えない


だって...そんなことを言ったら貴方は狂ってしまうから。


残り少ない蝋燭を新しいのに変え、貴方は俺の前でしゃがみこむ


貴方はいつも俺の顔を覗いては、悲しそうな顔をする

「どうしてそんな顔をするんだ?銀時...」


俺は喋らない

喋らないよ


こんなところに俺を閉じ込めて
束縛する貴方なんて大嫌いだもの



無言の俺を見て、また貴方は悲しそうな顔をする

そんなの見飽きた。



ドサッ、と俺を押し倒し
服を次々と脱がしていく


俺の体は傷だらけ

閉じ込められた最初の頃、いつも暴れて抵抗した俺を貴方は殴って、蹴って、力で捩伏せた


いまじゃ自害する気も起こらない



胸の突起に爪を立てながら首筋に顔をうめ、また痕をのこしていく

誰も見ないんだからつける意味なんてないだろ



服を全て脱がされ、自身を掴まれる

毎日抱かれた俺の体は男慣れしていて、胸だけの刺激でも自身は熱を持ち始める

感じている俺が嬉しいのか貴方はまた微笑む


「銀時...今日はこれを持ってきたんだ」

スッ、と貴方がポケットから取り出したものは
カラフルなローター

それをテープで俺の左右の胸の突起、自身にとりつける

さらに四つん這いにさせられ、尻を高くあげさせられる

そしてローターをアナルの中へと押し込んでいく
さらにコードの先に繋がっているスイッチを押し、それぞれのローターは振動を始める

俺は生理的な涙と喘ぎ声しかでない

貴方の名前なんて呼ばないよ


ここから出してくれないかぎり



貴方は反り返った俺の自身を指でなぞったりローターをさらに押し付けたり
俺の感じることばかりする

「感じんだろ?イくか?」

アナルで暴れているローターをさらに指で奥にうめられる

「っ、ぁあ」


「もう、挿入っかっな」


カチャカチャと背後でベルトを外す音が聞こえる...

ジー、とチャックをおろす音が部屋に響き渡る


寒気がする


ズチュ、と貴方の自身が俺のヒクヒクと疼くアナルへと宛がわれる


クッと唇を噛み締めこれからくる威圧に耐える準備をする


だって今日は...

ローターが入ったままだから...


熱く、脈をうちながら太いものがドンドンアナルへと挿入されていく



「っ、く」

「ぁ、ん...ぁぁ」


ブルブルと振動しているローターがさらに貴方の自身で奥へ奥へと進んでいく


「あぁ...!!ぁ、ぁん」


ズチュズチュと貴方は俺に気にもとめず
激しく腰を打ち付けくる


「っ、銀時...ココ、ココだろ?ココが好き何だよな銀時は」


貴方は前立腺を見つけるとそこばかり攻め立てる


「ぅ、あぁ...!!あん、ぁ」



嫌い

嫌い

嫌い

嫌い


貴方なんか大嫌い



「ずっと、ずっと一緒だからな...銀時..!!」






end

アトガキ
自分でも何が書きたかったんだか分かりません。
終わりが無いので強制end。狂愛ではありません。危ない土方なんです。



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