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ぼぅ、とした意識の中ようやく目をさました
体がだるい
あの酷い仕打ちの途中で気を失ってしまった。
体は汚いままで体中に白濁とした液体がこびりついていた
土方さんは…?
そんな事を考えていたら浴室の扉が開いた
「ようやくお目覚めか
体を洗ってやるよ、どろどろで嫌だろ?」
寝そべっている俺に差し伸べられた土方さんの手にびく、と体が反応してしまった。
怖い
俺のなかにはそれしかなかった
だってさっき散々あんな事をされたんだ
「…んだよ、」
「ぇっ…?」
土方さんがボソリ、となにかを言ったけどぼー、とした頭では聞き取れなかった
「来い、さっきの続きだ。」
がちゃ、と鎖を外されて腕をひっぱられる
片足は使えないから無理やり引きずられた
浴室は湯気でモヤモヤとくもっていた