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□罰
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今日は具合が悪いから学校を休む
と親に告げ、ベッドに寝そべる
(あぁ、これで今日はあの人から解放されるんだ)
そう思いながら沖田はうとうと、と眠りについた
最近土方の良いように扱われ疲れが溜まっていた沖田は、ぐっすりと眠り気がついた時にはもう午後の3時過ぎだった
(しまった...寝過ぎた)
フラフラしながら階段をおり下に行くが、母はおらず
テーブルに紙が置いてあった
″総悟へ
お母さんは仕事の時間が変更になったので今日は夜に帰ります。
お父さんも残業だそうです。
ちゃんとよく寝て元気になってね。ご飯は冷蔵庫に入れておきました。″
(母さん達遅いのか...)
ボーっとしながら紙を読んでいると
ピンポーン
インターホンが突然なった
のろのろと玄関へ向かい
ドアを開けると...
そこには土方が立っていた
「よぉ、何学校サボってんだよ」
沖田は唖然とし土方を見つめたまま止まってしまった
「ったくよぉ、てめぇがこねぇからビビったぜ?
せっかく昼休みに犯ろうと思ったのによ」
ビクッと沖田は肩を竦め、急いでドアを閉めようとしたが、土方はドアに足をはさみ家の中へ入って来た
「な、なんの...用ですかぃ?」
「あ?見舞いに来てやったんだよ」
土方は口端をあげ、笑いながら総悟の腕をつかみ二階へとあがっていく
どうして
今日は解放されると思ったのに...
ガチャリと沖田の部屋をあけ、沖田をベッドへ突き飛ばす
突然のことでびっくりする沖田だが、土方は沖田に覆いかぶさり押さえ付ける
「な、どいてくだせぇ!」