忍であることの前に
□密談
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※人気投票結果発表の扉絵(単行本掲載時:巻ノ56、其之531)をお隣に置いてお楽しみ下さい。
「悪いですが、四代目には負けませんよ。オレにもプライドがありますから」
「言うねえカカシ君。おれ、今回は密かに自信があったんだけどね。ところで、ナルトとはどこまでいってるんだい?(四様スマイル)」
「…?!!…ちょっとせん、…四代目!何の事ですか!?」
「やだなあカカシ、キミとおれの仲じゃないか水臭い。昔みたいに遠慮なく“先生”って呼んでくれればいいのに」
「いや、じゃなくて、ナルトとの事って!?」
「ああ、ナルトとはどこまで進んでるのか、の方ね。進んでるっていうのは、AとかBとか、C!とかの事だよ」
「ABC…って、いつの時代の話なんですか?!イチャパラにだって書いてありませんよ」
「あれ?そうなんだ。あの自来也先生でも知らない事があったとは意外だなあ」
「…………(脱力)」
「ん!まあナルトはまだまだ経験不足だろうし、おれが先生として教えてあげないとね。Aはキ…」
「四代目!お願いだからそれ以上余計な事を言わないでくれませんか」
「でも、この間みたいに、あの子が3分しか保たないんじゃ、カカシだって不満だろう?」
「っ、せ、せんせい、アナタどこまで知ってるんですか??!!!」
「あ、きっとそうなんじゃないかな〜って思っただけなんだけど、図星だったみたいだね。Cまでは経験済み、と。ナルトも修行が必要だな」
「…………もういいです(再び脱力)」
「良くないよ!キミは夫婦間の夜の生活が、いかに重要な営みであるか知らないからそんな事を言えるんだ。そうそう、そんなカカシにはこれをプレゼントしとくよ。はい」
「エロエロ…?」
「ん。具体的かつ、実践的な教本になってると思うよ。自来也先生渾身の力作を、発売前に特別に頂いたんだ」
『上位の方々は集合して下さい』
「ああほら、そろそろ撮影が始まるよ。ナルトの隣行かないと」
「隣は二位のサスケでしょう」
「いいのいいの。さあ、カカシ、ここに座りなさい」
『では撮りまーす!』
終
てな密談があったのでした(違)
これもひとつのパラレルですよね。
NARUTOキャラなんだけど、NARUTOキャラを演じているかのような。
もし、四代目とクシナさんが生きてたら、もちろんナルトは今のナルトとは全く違う成長の仕方だと思いますが、そういうところを都合よく無視しちゃう(笑)
生きてる前提でのナルカカもほのぼのしていて好きです。
ナルトの家に行く度に居たたまれない先生(笑)
また、ミナトも先生の反応が楽しいもんだから、わざとつっついたりして^^
人気投票の別の楽しみ方として、笑って頂ければ嬉しいです。
110413
なーや