忍であることの前に

□朝の光
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――逢いたかった



ずっとずっと前から、伝えたかった――







朝の光








暖かな焚火に惹かれてたどり着いた場所。

そこにいたのは、父だった。




オレは迷いなく父の傍へ歩いて行く。





「あのね、父さん」



話したい事が、たくさんあるんだ。

オレの、長い話を聞いてくれる?






やっと、逢えたんだから――







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