短編
□言わせてみよう!
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「ツナが好きって言った奴の勝ちにしようぜ。」
その山本の言葉から始まった。
守護者達の戦いが…
【言わせてみよう!】
「十代目!」
「ツナ!」
ほぼ同時に呼んでくる二人に、驚きながらど、どうしたの?と、問い掛けるツナこと沢田綱吉。
俺は二人が何時もと少し違う感じに嫌な予感がした。それはボンゴレが誇る超直感と言う奴だと思う。
「十代目は、俺の事どう思ってらっしゃるんですか?」
「獄寺くんの事?」
俺が問い掛けた言葉にはい!と期待のまなざしを向けられる。
その期待に答え様と考えたツナだったが、一つの言葉しか出てこずに、そのまま口を開いた。
「友達」
さらりと言った言葉に獄寺くんは固まってしまった。
(えっ!俺何か間違った事言った!?)
固まってしまった獄寺くんを見ながらおどおどしていると山本がじゃあ俺はどうなのな?と言ってくる。
(今日、質問デーかよιリボーンがまた何か言ったな!)
そんなことを思いながら獄寺くんみたいに固まって終わない様な答えを探す。そして出た答えが…
「山本も大切な友達だよ。」
考えた意味虚しく山本も固まってしまった。
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