短編

□こんな誕生日も…
1ページ/5ページ


夏休みが終わり、昼近くまで寝ていた生活ができなくなった9月、まあ8月28日からだったが、とにかく1番たるい時期だたりする。

そのたるい時期に大切な予定が今年からできた。

その用事とは!




***





「で、獄寺くんの誕生日に誕生日パーティーをしたいんだけど…」

実は今、獄寺くんが居ないのを利用し、家のダイニングに集まっている。集まっているといってもランボ、イーピン、ハル、母さん、ビヤンキだけだ、山本は部活が忙しいらしく、当日にしか無理らしい。おにいさんには先に話してあるのだ。なので、いつ獄寺くん来ても大丈夫なメンバーがいる。

「おれちパーティーしたいもんね!!」
「イーピンも!」
「いいですねツナさん!ぱぁーーとやりましょう!!」
「そうね、ぱぁーとやりましょか。料理いっぱい作らなくちゃね」
「ツナにしては良い事考えたじゃない。」

俺の言葉にここに居た全員同意(?)した。
その返事に、ひとまず安心した時だった。

「面白そうだな、俺も参加していいか?」

いきなり声がして俺は声がした方にバッ!と顔を向けた。

そこにはよく知る人物が立っていた。

「ディ、ディーノさん!!」






次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ