短編
□こんな誕生日も…
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夏休みが終わり、昼近くまで寝ていた生活ができなくなった9月、まあ8月28日からだったが、とにかく1番たるい時期だたりする。
そのたるい時期に大切な予定が今年からできた。
その用事とは!
***
「で、獄寺くんの誕生日に誕生日パーティーをしたいんだけど…」
実は今、獄寺くんが居ないのを利用し、家のダイニングに集まっている。集まっているといってもランボ、イーピン、ハル、母さん、ビヤンキだけだ、山本は部活が忙しいらしく、当日にしか無理らしい。おにいさんには先に話してあるのだ。なので、いつ獄寺くん来ても大丈夫なメンバーがいる。
「おれちパーティーしたいもんね!!」
「イーピンも!」
「いいですねツナさん!ぱぁーーとやりましょう!!」
「そうね、ぱぁーとやりましょか。料理いっぱい作らなくちゃね」
「ツナにしては良い事考えたじゃない。」
俺の言葉にここに居た全員同意(?)した。
その返事に、ひとまず安心した時だった。
「面白そうだな、俺も参加していいか?」
いきなり声がして俺は声がした方にバッ!と顔を向けた。
そこにはよく知る人物が立っていた。
「ディ、ディーノさん!!」
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