短編
□こんな誕生日も…
2ページ/5ページ
「何でディーノさんが…」
「実はな、リ…ぐはっ!!」
話そうとしたディーノの元にリボーンの蹴りがヒットした。しかも顔面に…
痛そう…と他人事の様に(実際他人事だが)見ているとリボーンが着地した。
「ちゃおッス!俺が呼んだんだ。」
着地したリボーンは何時もの様に挨拶をし、ディーノさんを呼んだ事を自白した。
「やっぱり…で、何のために呼んだんだよ。しかもディーノさんへばっちゃったし…」
「チッ、まだ鍛えがたんねえなぁ…狼の出る山にでも置き去りするか」
俺の質問を無視し、リボーンは舌打ちをした後ボソッっと恐ろしい事を言って退けた。
「ちょっ、リボーン恐ろしい事を言うなよな!それだし、今は…」
ピンポーン
「はぁ〜い」
チャイムが鳴り、俺が動こうとすると、母さんが私が出るわと、玄関に向かった。
「分ってるからこそ人数増やす為に呼んだんだ。」
「だったらどうして気絶させてんだよ!」
しかも明日なんだぞ!!っと言いながら仕方なくディーノさんをダイニングからリビングに引きずって行く為、ディーノさんの服を引っ張りながら運ぶのだった。
.