短編

□担任
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(獄寺くんそんな奴って一様先生だよ。あと、いきなり話しを振らないで!全然話し聞いて無かったんだけど!!)

冷や汗を流しながら違う話にお題を変えようと頭をフルに使って考えたが、良い話題が見付からず、どうすれば良いんだ!!と心の中で叫んでいると

「「綱吉(さん)!」」

「えっ!…ぁう…」

追い討ちを掛けるみたいに名前を呼ばれ、流石に言葉にならない返事を返したが、誤魔化せる筈は無く、雲雀先生はイラッっとしたらしくいきなり後ろから手が伸びてきて、ビクッとしたツナだったが抵抗は出来ず抱き締められる状態になってしまった。

「雲雀てめぇ綱吉さんを離しやがれ!」
「ひ、雲雀先生?」
「綱吉」

ガオォと吠える獄寺くんを無視して雲雀先生はスルッと俺の腹辺りから片手を上げてきて顎に手を掛けられ顎を上げられた。その手つきがイヤらしくカァァア//と顔が熱くなるのが分かり、穴があったら入りたいと言う気持ちが凄く分かった。
恥かしいのを我慢しながら先生を呼ぶと耳元で名前を呼ばれた。その声は異様に色っぽく体がビクッと跳る、その恥かしさに目をギュッとつぶるとフッと笑われた。








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