短編部屋

□心。
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ディアッカが好きだと言った
このオレを
夢じゃ…ないよな?

頭がこんがらがって、恥ずかしくてどうしようもなくなって
気付いたら



バシンッ!!!



……思いっきり殴ってた



あっ…と思ったけどもう引き下がれない
口より手が出るなんてオレらしいじゃないか

「い…てぇ…」

「フン、スッキリしたか?」

「はは…うん、目が覚めた」

だいたい、オマエがオレの気持ちをさっぱりわかってないのが悪いんだ
ただ気持ちいいから抱かれてるだけだと本気で思ってたのか!?
…鈍いのはどっちだ!!

オレは犬みたいにしょんぼりしてるディアッカに怒鳴りつけた
ぽかんとしてるディアッカが可笑しくて愛しくて

その唇に…キスをした

本当はずっと…したかった
抱かれてる時だって、して欲しかった



これがオレの返事だ、ディアッカ
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