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□全身で、
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『・・・もう帰ります。私に関わらないで下さい』



キィ・・・バタン、



最後にあいつは苦しげな表情をした、




俺はあいつを追う事もなくズボンのポケットから煙草とライターを取り出し、火をつける。


ふわりと煙りが舞う。




結局俺はあいつの伝えたかった事がイマイチわからねェ・・・

恋愛事はもうしねぇって事か?



「ククッ・・・・・」




面白ェ

悪いが俺ァ諦め悪くてな

お前が思っているよりもしぶてェんだ








屋上から下を見ればあいつはちょうど校舎から出た所だった。


「オィ!!」

『っ!?』

「俺ァ絶対ェお前を落としてみせらァ!」

『なっ・・・そっ、そんな事大声で言わないで下さい!』

「・・・ククッ」


顔を真っ赤にするお前に今まで感じた事のねェ胸が焦がれるような錯覚を起こさせた。



『〜〜〜!!///っ大嫌いですあんたなんか!!!』












全身で、
(お前の過去も全て受け止めてやるよ)

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