各作品設定集
□彩心闘記セクトウジャ 設定・第1集
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彩心闘記セクトウジャ
霊皇 精皇者から彩心 色闘者へ‥。
精霊と妖霊の戦い『妖精動乱』が終結し、
平穏を取り戻した地上。
セイオウジャ最後の戦いで命を落とした
光・火・水・土・風・闇の霊皇達も
聖なる心の奇跡によって甦り、
それぞれの暮らしを取り戻していた。
この動乱で傷ついた地上も,少しずつその傷を癒している。
精霊の哀しみに触れ、
人の心に微かな‥しかし、確かな変化が訪れる。
人間はもう一度やり直す機会を得たのだ。
たとえ歩みは遅くとも、着実に歩み始めた人間達。
精霊は優しく見守っている。
だが、人が皆、考えを改めた訳では無い。
どんなに哀しみに触れようとも、悲痛な訴えをその耳で聞き、その目で見たとしても、身勝手な欲望や悪心を捨てる事は出来ない人間がいる。
これからは『人』自身が『人』の弱くて悪しき『心』と向かい合い、乗り越え、
良き未来を目指して進まなければならなかった。
しかし‥
妖精動乱最終決戦の時、
地上に降り注いだ
精霊の力『魂力(エナジー)』の一部は
人の悪しき心と作用して
邪悪な力『死心力(デスナジー)』へと変化。
人の心に巣くう悪心は、その死心力により魔物へと変わり実体化して人々を襲う。
敵の名は「色呪王国モンスタリア」。
ふたたび地上に危機が訪れる。
甦ったばかりの精霊達はまだ力を取り戻してはおらず、霊皇達ですら、
魂力復活には時間がかかる。
窮地に陥る人類。
その時、人の心の力から彩り鮮やかな新たな闘士が誕生した。
『彩心セクトウジャ』
地上に満ちる魂力は善き心と重なり
『生心力(ライブナジー)』となって彩りの闘士達に力を与える。
力を得た闘士達は人の心の中にある、善の心を
もって悪の心‥魔物に敢然と挑んでいく。
善き心と悪しき心…心の戦いが今、幕を上げる。