Poem
□哀れな溝鼠と独占欲
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【哀れな溝鼠と独占欲】
嗚呼、愛しいキミ。
誰かにキミを奪われたらどうしようか
ぐるぐる、そんな、考えしか回らなくなってきた…
――キミが、
私に微笑んでくれた時、
私はとてつもなく幸せな気持ちになる
私は日に日に、
キミへの独占欲が強くなるのを感じた
…キミが危険だと悟った。
キミを見てるだけで良かったのに…
――どんどん、想いは強くなっていく
そして、私は自分の想いを抑えきれなくなってしまった…
“キミは高嶺の花”
“私は地に落ちた溝鼠”
キミに触れてはいけなかった。
私は触れてしまった
――…哀れな鼠は女神に触れて堕ちてしまったのだ
嗚呼、キミにそんな目で見て欲しくは無かったのに。
キミの笑顔を失ってしまった
二度と私には向けられないその微笑み
これから先ずっと自分を恨んで、憎む
…私は一生、
キミへの謝罪の気持ちを忘れないだろう
キミを愛しているから
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私は経験した事が無いので分かりませんが、愛しすぎて抑えられなくなる事ってきっとあるんでしょうね…。
ダークばかりで申し訳無いですorz
紺乃 景