Poem

□光と闇
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【光と闇】





顔も名前も知らないキミ

…だけど、
誰よりも大切なキミ。



出逢いは至って普通だったけれど、

――…時が過ぎてゆくに連れ、
ボク達は闇を共有し合った





キミに出逢う前までのボクは…

壊れゆく自分を、まるで他人事の様に眺め、


全て、諦めていた気がするんだ







けど。

キミに出逢って、ボクは知った




――…いや、悟った。

キミに出逢ったのは偶然じゃない



神さまはボクに

希望を、
勇気を、
チャンスを、


…下さったんだ、と。






キミを救う事が出来る様に、

二度と逃げ出さないと誓う為に…







そう、キミは、



ボクがずっと目を背けてきた、

もう一人の弱い…



――…“自分”だった。
















************

実は自分だった、的な。
要は同一人物だったって事ですね。
後ろ向きな考えから前向きな考え方になった、という感じにしたかったんです。

紺乃景 


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