魔法革命
□3章◇子どもの救世主
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僕たちは
薄暗い鉄板の床のホールに来た。相変わらず、子どもたちが
がやがやと騒いでいる。
「さぁみんな!!こっちを見て。」
リーフが
ピンクの丸い種を床にまいたら、僕たちのところが
ライトアップされたように
明るくなった。
がらっ!!
何百人という子ども達が一斉にこっちをじーと見ている。
「ぅわ…。」
キャンディが声をもらす。
確かに少し異様な光景だった。
「みんな!この子達が私達の救世主、トイとキャンディよ。」
「んな大げさな…」
「い…いぇーい」
はっきり言ってどん引きだ。