学園ヘヴン部屋

□お仕置きだな
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口の中だけに収まりきらず、端から伝って垂れる。


「…っハァ…ハァ…。…いい顔だな、啓太。」


きれいな顔が快感の余韻に浸っている。
そりをみるだけでも俺のペニスは張り裂けそうだった。


「さ…おじ…さん…。ツラいぃ。とってえ…。」

我慢のしすぎて痛みも感じ始めたペニスにどうにかして快感を得ようと自分で腰を揺らす。

すると西園寺さんが俺の手をつかみ上えと引っ張った。

力の入らない足でなんとか立ち上がると、そのままベットへと促される。

「ツライ…か…。フッ…お仕置きなのだからそうでなくては困る。」


西園寺さんはそう言って横たわった俺の上に跨った。
イかせてはもらえないという現実を突きつけられ、生理的に涙が零れた。

なぜ西園寺さんがこんなことをするのか、理解できなかった。
こんなにも西園寺さんのこと愛してるのに――。

「っ…ひっく……うぅっ」
ついに俺は泣き始めた。
「…啓太…。」


少し驚いたような口調で俺の名前を呼ぶ西園寺さん。
泣きじゃくりながら、西園寺さんに質問する。

「…お…っれ……鬱陶しい…ですか?」

いつも疑問に思ってた。俺ばかりが甘えて、大好きで、忙しいときもわがまま言って…。
西園寺さんはうるさがってないのか。

そんな俺のことが嫌になったんじゃないのか。

今日のこの行動で一気に不安が爆発してしまった。


「おれ…、西園寺さんがしつこいの嫌いなの知って…るのに、毎日会計室行って、わがまま言って…。」

「啓太…。落ち着け。」

「なんにも西園寺さんのこと考えなかったし、迷惑ばっかりかけてたし。」

「おい、啓太

「でも俺は大好きです離れたくないっ西園寺さんは俺のこと嫌いになったんですかイヤっそんなのイ「啓太」」


西園寺さんが俺にキスをしてきた。
言葉が遮られてしまう。

今までにないほどの情熱的なキスに意識が飛んでしまいそうだ。




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