Let's party!!

□第三 奥州的日常
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米沢城城主こと伊達政宗様の家臣である私、大藤 霧。


現在昼下がり。城内を走り回ってます。

なぜ走り回っているかというと、

ダダダダダダ(廊下を走る音

「政宗様ーーー!!!」

「Shit!もう見つかったか!!」

政宗様が政務をほったらかしにして城下におりようといているからです。






「Hey!霧、小十郎みたいに眉間にしわがよってるぜ」

「政宗様のせいでございます!!」

政宗様を追いかけていると、城内の廊下ですれ違う兵士や女中さんが『また始まった;』といわんばかりの顔で苦笑いしている。

くっ・・。私だって好きで毎日全力疾走してるわけじゃない!(泣)

いつもだったらあきらめて、政宗様が帰ってこられた時に説教でいい。

しかし!!

今日はあの問題児だらけの武田軍が来るのだ。
もし鉢合わせになったりしてしまおうものなら、手がつけられなくなるに違いない。



それだけは避けなければ。なんとしても。
それこそ本当に胃に穴が空いてしまう。



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