Let's party!!
□能ある鷹は羽目をはずす
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あの事件も2日たった今、ようやく収まり、平和を取り戻した。
・・・しかし、
「うぁー・・・。うー・・・。どーしよ・・・。」
今現在、私、籐夜はものすごく悩んでいます。
「うぅぅぅうう・・・。ぬがぁあああああ!!」
何故ここまで悩んでいるのかというと、この、私の机にどかどかと乗っている一枚の白い紙。
真ん中にでかでかと
「 来い 」
とだけ書かれている。
もう突っ込むとかの問題じゃない。
これは流石に自分も解らない。
何しろこういう手紙を送るものは結構多いのだ。
1〜2人なら問題はないのだけれど。
「だぁあああ!よし、これはきっと織田信長公だ!」
多分・・・。命令口調なのと、来い、の一言なのにやたら達筆なのと。
「違ったら明智蹴って帰ろう。」
そうしよう、そう結論づけて佐助とお館様に許可を貰いに行くことにした。