お題UP
□我が子のような君へ
1ページ/3ページ
さらりと指の隙間を流れる、桑の実色の髪に、目を細めた。その柔らかさと美しさ、触れる度にふわりと香る、彼の香りに、酔ってしまいそうだ。軽く眩暈がする。瞳は今は伏せられており、彼の長い睫毛がよく分かる。
自分にもたれ掛かった形で夢の世界に旅立っている彼――喜八郎に、タカ丸は嬉しそうに微笑み、その髪に優しく触れ、ゆっくりと撫でた。
end
+++
ものすごく短いな(笑。
タカ丸はお母さん目線だといいなぁ、可愛いなぁと…
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ