小説
□お兄ちゃん
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ガシッ
「ぷぅ〜もう少しいいじゃない」
すねてむくれる真妃
「せっかくダッシュできて遅刻をまぬがれたのに・・・結局遅刻することになるんだぞ?分かってるのか?バカ!?」
ティって言いながら真妃を軽くシバク史也
「イタイ〜分かってるもん グスン」
ションボリしながら教室に向かう真妃。その後ろ姿を見ながら・・・
「まったく世話のやける妹だ」
ため息混じりの言葉とは裏腹に可愛くて仕方のないご様子の史也なのです。
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