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□フラストレーション 2
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幼馴染みで、親友で、いつも一緒にいたから、
今更言葉にしなくても分かってる。







【フラストレーション 2】





あの頃の気持ちをなんと表現したらいいのか、キラにはわからなかった。
ただ、少しぎこちなくなったのだ。親友と自分の関係が。
それは些細なことがきっかけだったのかもしれないが、キラには耐えられなかった。


アスランに関する噂を聞いた時、ついにキラの中で何かが切れた。
怒ってたわけではない。悲しかったのかもしれない。

だから、親友に倣って、手当たり次第に、親友の邪魔をした。


その結果がこれだ。




(ヘンに、なりそう…)


アスランに深く口付けられ、服の中に侵入してきた手に脇腹を擦られた時、キラは震えた。



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