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□フラストレーション
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「なっ…!」
「大丈夫、本気だから」
いや、大丈夫じゃないだろうとツッコもうとしたが、キラは唇を塞がれてそれができなくなってしまった。
「んんーー!!」
必死に抵抗を試みるキラだったが、その腕はアスランに押さえ付けられていて。抗議しようと開いた唇は、さらにキスを深くすることを許すはめになってしまった。
キラはすっかりアスランに翻弄されてしまって、抗議と抵抗すら忘れ、
ちゅっと軽い音を立てて、唇を解放されたときには荒く息をして、潤んでしまった瞳で睨むのが精一杯だった。
そんなキラに、アスランは満足そうに笑んだ。
「覚悟しろよ、今までのツケがあるからな」
そんなのツケた覚えがない!と抗議したくても、できないキラだった。
おしまい。
収拾がつかなくなりました…ι
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