*LONG STORY 3*

□5.優しさ、つまり罪悪感
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もしも、
あの時死んだのが私で
残されたのがフレッドなら
やっぱりこうして
私を呼んだのかな。





一度だけそんなことを
考えたことがある。





だけど答えがすぐに
しかも、あまりにも
明確に出たから
考えるのをやめた。





フレッドはまず、
私が死んだとしても
禁じられた森を
死ぬまで徘徊しよう
なんて考えない。





そもそも、
迷いようがない。





それを抜きにしても
とにかく無いだろうって
そう思った。





フレッドは私を上手に
思い出にして
下手をすれば話の種にすらしかねないもの。





それくらい
強い人なんだから。



























【優しさ、つまり罪悪感】
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