BASARA 短編集

□再会、そして永遠の…
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「君に呼ばれた気がしたんだ」


夢の中で、君は、「またね」と、…笑っていた。

だから、僕は今日、雪の中君と出会った場所に行った。



「忘れたとは言わせないよ」


君は僕の前に現れて、ここに来るように言ったじゃないか。

だから、僕は雪の中君に会いに来たんだよ?



「君には僕が必要だろう?」


いつかにも同じ台詞を君に言った。

だから、君は僕の前からいなくなったのだろうか?



「笑顔でいてほしいんだ」


ただそれだけを思っていた。

だから、君にできる事を僕はした、今だってそうだ。



「枯れた花はもう咲かないよ」


君に言われて、別れたよね。

だから、もう枯らさないように努力してきた。



「もう一度約束しよう」


君を幸せにするから。

だから、帰ってきてよ。




白い息を吐き出して、笑う君。

こちらに近づいてきて、

僕の後ろを見ながら、

手を振っていた。



「二度目の、お別れだね」


「それは今度こそ永遠の?」



君に言われ、

様々な思いを馳せ、

振り返る事も出来ず、

その場から、

何もなかったように、

姿を消した。






END







*あとがき*
なんなんでしょう、この夢。
それ以前に夢なんでしょうか、これ。
意味もわからず。
普段しないことを無駄にしまくってみたり。
誰の夢という訳もなく。(取り敢えずBASARAの夢にしたかったんです)

…取り敢えず、

彼女と別れて、
そしたら彼女の夢を見て、
夢の中で指定された場所で彼女に会い、
夢の事を話たら知らないと言われ、
なんでだと思いムキになり、
別れた時と同じ事を言ってしまい、
もう戻れないと言われたけど、幸せにするからと誓った。
そしたらタイミング悪く彼女の今の彼氏が彼女の元に来てしまったらしく、ショックで結局帰って行った。

…という話しです。多分。


…読んでいただいて有難うございます。

お題お借りしました、「確かに恋だった」様。
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