DREAM

□2話【爆裂進化!グレイモン】
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空「ねぇ、いったいここはどこなの?」

ヤマト「ファイル島っていってたな。」

太一「日本じゃないのか?」

と子供たちは次々と疑問点をあげていた。


丈「まってよみんな!とりあえず、大人がいるところに戻った方がいいんじゃないのか?」

太一「戻るって言ってもなぁ、あのさぁ丈。俺達はあの崖から落ちたんだぜ?戻り方だってわかんねぇし、今更戻ってまたさっきみたいなのに襲われたらどうするんだよ?」

丈「そ、それは…」

太一「とにかく、ここで黙っててもしょうがないな。とりあえず進むぞ!」

ヤマト「おい!どこに行く気だ?!」

太一「海だよ海。さっき、向こうの方に海が見えたんだ!行ってみようぜ!」

と太一が提案した。

ヤマト「…まあここで止まったままよりはマシか…」

空「太一やヤマトくんの言うとおり、止まってても仕方ないし…みんな、とりあえず歩きましょう?」

しかし丈はまだ一人でブツブツ言っていた。

丈「こういうときはなるべく動かず、大人の助けを…」

するとその横で

『ねぇ。』

丈「え?」

『…早くしないと置いてかれるよ。』

と昴は丈に言った。
子ども達は全員既に歩きだしていたのだ。

丈は慌てて走っていき、昴もその後ろを歩いていった。





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