DREAM

□2話【爆裂進化!グレイモン】
1ページ/9ページ


【爆裂進化!グレイモン】





子ども達は崖から落とされた。すると下には流れが速い川があった。
昴はそのことにいち早く気づき、ハッと何かに気付いたようにゴマモンへ指示を出した。

『ゴマモン!あんたのワザ!!』

ゴマ「ぅえ?!ああそうか!マーチングフィッシーズ!!」

ゴマモンがそう叫ぶと、下の川にたくさんの魚が来た。
そしてその魚達の上に子ども達は落ち、なんとか川には落ちずにすんだ。

『ふぅ…。あっ…』

昴が上を向くと、クワガーモンが崖から落ち、子ども達の上に落ちそうになっていた。

ゴマ「急げぇーーーー!!」

ゴマモンの指示に魚達は従い、スピードをあげて進み始めた。

クワガーモンはそのまま川に落ちてしまった。

『(クワガーモン…)』


昴はクワガーモンを悲しそうな目で見るが、すぐに前を向いた。
そしてしばらくすると岸に着いた。

太一「はぁ、やっと岸についた…」

丈「にしてもさっきの魚はいったい…」

ゴマ「あれはねぇ、マーチングフィッシーズさ!おいら、魚を自由に操ることが出来るんだ♪」

丈「そうかお前のおかげだったのか。有難うプカモン…じゃぁなくって…えっと…」

ゴマ「ゴマモンだよ♪」

とゴマモンは得意気に言った。

タケル「どーしちゃったのトコモンは…?」

パタ「今はパタモンだよ!」

子供達は姿が変わったデジモン達を不思議がっていた。
そんな不思議がる子供達に説明するように、デジモン達が話し始めた。

デジモン達は自分達は姿が変わったのではなく、“進化”したと述べた。

さらに、“自分だけじゃ進化できない”とも言っていた。しかし子ども達はあまり理解は出来ず、これからのことを話しだした。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ