DREAM
□3話【蒼き狼!ガルルモン】
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【蒼き狼!がルルモン】
あれから子供達は歩き続けた。途中、モノクロモンの縄張り争いなどに会いながらも、なんとか歩き続けていた。
空「昴。疲れてない?」
『…大丈夫。』
ミミ「脚が太くなっちゃうぅ…;」
もう長い間歩き続け、ミミは弱音を吐いていた。すると
テリア「ほああ!!!」
急にテリアモンは奇声をあげ、隣にいた昴は体をビクッとさせた。
テリア「昴!お水の匂いがするよ!」
テリアモンは嬉しそうに昴に言った。
『水…?;水って真水?』
テリア「うん♪」
テント「確かに真水の匂いでんな。あっちからでっせ。」
テントモンも匂いに気づいたようで子供達は水の匂いのもとへと急いだ。
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そこには綺麗な湖があり、子供達はここでキャンプをすることにした。
しかし野宿と聞き、ミミは嫌がっていたが
テリア「ねぇ昴。あれなぁに?」
テリアモンが指さした先にあったのは
『…路面電車?』
路面電車だった。
丈「中に人間がいるかもしれない!」
丈はそう言いながら中へと入っていった。
しかし中には誰もおらず、他の何人かも入ってきた。
空「大丈夫ですか?丈センパイ…;」
丈「…こんどこそ人がいると思ったのに…。いやまてよ…?まさか突然動くってことは…」
『(…何言ってんだろ…;)…でも外で寝るよりはマシなんじゃないの?この中で寝れば…』
昴のこの一言にみんなは賛成し、今夜は路面電車の中で眠ることになった。
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