DREAM
□4話【灼熱!バードラモン】
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【灼熱!バードラモン】
子供達は長い森を抜け、サバンナのような場所を歩いていた。しかしそこには何本もの電柱がたっていた。
丈「電柱がたっているということは、人間がいるはずだ!」
丈の言葉に皆は呆れていた。
『(いつまで言ってんだろ…;)』
すると丈の後ろにいたミミが笑顔で
ミミ「ここはいったいどこでしょう〜♪」
といい、バッグからコンパスを出した。しかし
ミミ「何よこれぇ〜!?」
『針が回ってる…』
コンパスはまるで風車のように針を高速でぐるぐると回していた。
光子郎「これ、砂みたいだけど、よく見ると鉄の粉だ。磁石にくっつきますよ。」
空「やっぱり私たち、とんでもないところに来ちゃったのかしら…」
光子郎「それに、この暑さが続くとなると、早く水を確保しなくては…」
ヤマト「そうだな…」
ミミ「もぉ〜!ここはいったいどこなのぉ〜〜!!」
ミミの叫び声がサバンナに響いた。
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テリア「昴〜暑いよ〜。お水もう無いのぉ〜…」
『…昨日ので終わったよ…』
昴は昨日まで飲料水を持っていたのだが、昨日と今日森の中を歩いているときにテリアモンが飲んでしまったのだ。
テリア「うぅ〜…昴〜抱っこしてぇ〜!」
テリアモンが駄々をこねていると
空「ああもう、いい加減にして!」
空が急に声をあげた。
テリア「ふぇ!?」
テリアモンは自分が怒られたのかと体をびくっとさせたが
空「私は今、歩き続けて疲れてるし、喉が渇いて疲れてるし、じゃれつかないで、余計つかれるわ!!」
空が声をあげた相手はピヨモンだった。
テリア「ボクじゃなかったんだ…;」
ピヨ「空疲れてるんだ。ごめん、ピヨモンおとなしくする…」
しょぼんとしたピヨモンに空は呆れたように言った。
空「わかったわかった、一緒に歩こう…」
ピヨ「わ〜ピヨモン嬉しい♪そ〜ら〜、だ〜い好き♪」
ピヨモンは空になつき、体を擦り付けていた。
すると
太一「ああ!」
単眼鏡で遠くを見ていた太一が声をあげた。
太一「村だ!あっちに村がある!!」
太一のその言葉に子供達は顔を明るくし、早速村へと向かった。
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