オリジナル小説

□血飛沫のアリス
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始まり
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それはつい一週間前の話だ
転校生 【藍原深雪】という女子がうちら3Zに来た。

声を聞いて直ぐにわかった、こいつはぶりっ子で絶対ケバいと
実際見てみると本当にぶりっ子でケバかった………。
吐き気が止まらない

「席は音織の隣だ〜」

『(え゛)』

「えっとぉ〜音織って誰ですかぁ?」

『うちやけど(最悪)』

するとうちの場所がわかったからか、駆け足で近づいてきた

「よろしくね、音織ちゃん」

『ん』

うちは適当に返事をしておいた
いや、絡まれたくないし



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深雪視点

あは☆ イケメンばっかじゃない さすが銀魂高校ねぇ
担任もカッコいいしね
さて、誰から落とそうかな?

てか、音織って子?誰よ
あぁ、あいつね… なんだ女子か 出来たらあの茶髪の子の隣がよかったなぁ まあいいけど

「よろしくねぇ 音織ちゃん」


───────





昼休み


「音織 ご飯一緒に食べるネ!」

『うん』

鞄から弁当を出し屋上に向かおうとしたら 後ろから誰かに腕を引っ張られた

『…………な
に?』

「あ、あの、私もご一緒しても良いですか?」

あぁ、この子一年の…

『田渕 紗季さんだっけ』

「は、はい!!」

『そんな緊張しなくてもえぇよ? とりあえず他にも人居るでしょ? 皆連れて体育館においで』

「はい!!!」

田渕さんは笑顔で走って行った

転けるなよ〜

『よし、神楽 体育館ね』

「わかったアル!!」

神楽は職員室に体育館の鍵を取りに行った (相変わらず早いな

『トシ〜』

「あぁ?」

相変わらずマヨラーやね

『今から体育館行くけど 一緒に来る? あ、勿論妙達もやで〜』

「わかった」

結局全員来るんだ

「あ、あの」

『なに?藍原さん』

「私一緒に食べても いいかなぁ?」

『(上目遣いやめろよ)うん、勿論構わんよ』

「ありがとう」


いや、全員+αだった
3Zと一年で体育館に来た
皆で弁当を食べたりしていると

「音織ちゃん ちょっとぉついてきてもらっていいかなぁ?」

『ん〜 えぇよ?』

「ありがとぉ」

『で、何処に行くん?』

「ついてきて」

来たのは屋上

『で、うちになんのようかな?』

藍原は(ものすごい)微
笑みながらこっちを振り返った

「私ね、何があろうと一番じゃないと気がすまないのよ」

『で?』

「でね、あなたには消えてもらおうかなって思ってぇ」

『………そんな事でうちを呼び出したん?』

「そんな事でって何よ!!もういいわ!!! バイバイ音織ちゃん





キャアアアア!!!!!!!
止めてぇぇ音織ちゃん!!!!!!!












 

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