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□電話
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畜生、
あいつと最後に逢ってからもう三日も経つってのに
電話一本寄越さねぇたぁ
どういうことだ、
----、
「………」
「銀さん、」
「……」
「銀さん!」
「!…ん、あ?
どうした?」
「どうした?じゃ
ありませんよ。
いつも以上にボーッとしちゃって…、
死んだ魚の目が
更に死んでますよ」
そう。
新八の言うとおり、
普段から抜けている銀時だが、今日はそれ以上にボーッとしており、何かに呪われたかのように一点だけを見つめていた
「うるせぇな。
たまに輝くからいいんだよ。ほっとけ」
「はぁ…、
それじゃあ僕は買い物行ってきます。神楽ちゃんはまだ帰って来ないと思うんで、留守番よろしくお願いしますね」