Nobel
□新たな風
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風が吹きはじめた夏の終わり・・・
十三番隊敷地内
『よっ!ルキア』
「うわぁ!!」
『・・・なんでお前は何時も驚くんだよ!?
軽く傷つくんだぜ?』
わざと落ち込んでみせる目の前の男
「す、すみません海燕殿」
この人はうちの隊の副隊長
しかし貴方は副隊長とは感じさせないほど気さくでいて
ガシッ
『よろしい!許してやろう』
ガシガシッ
「や、やめてください!海燕殿!」
笑いながら隣に座ってくれる
『何か悩んでるのか?』
「え?」
心を見透かされる
『悩んでるんだったら溜めるなよ?俺に言え』
優しい口調・・・
「・・・・・・はい」
私は貴方の隣、この居場所が好きだった・・・
なのに、