リュウ君の行方が判ったその日、
 捜索のご相談をされていた
 アニマルコミニュケーターさんから
 連絡があり、keikoさんご家族は亡
 くなってしまっていたリュウ君とお
 話をする事が出来ました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


 リュウ君は見つけてもらえて嬉し
 くて嬉しくて、満面の笑顔で『あ
 りがとう』
と繰り返し、コミニュ
 ケーターさんも胸が詰まって涙声
 になってしまう程に、リュウ君は
 喜びました。


 事故当日、ボンッという音が聞こ
 え、頭が真っ白になり、ただただ
 逃げなきゃと家を飛び出し、車に
 跳ねられてしまいましたが、ぶつ
 かった瞬間に魂が身体から離れ、
 痛くも苦しくもなかったのです。

 あまりに急な出来事で、自分が死
 んでしまった事も2〜3週間気付か
 ず、keikoさんと息子さんが自分
 を捜している事は知っていたけれ
 ど、伝える方法がわからず、天国
 にも行けなかったようです。


 幸せにしてあげられなかったと悔
 いていたkeikoさんと、リュウ君
 が大好きだった息子さんに、、、

 『僕この家に来て幸せだったよ。
 お母さんは自信を持って、僕を
 幸せにしたって胸を張って
 いいんだよ。
 誰でもいつかは死ぬんだ。
 長く生きたから幸せって訳じゃ
 なく、大切なのは濃さなんだ。

 お兄ちゃんは泣き虫だから、
 これからは僕がついてるから
 強くなれるよ。

 向こうの世界から比べると、
 こっちの世界はほんの一瞬で、
 その一瞬の中で出会えた事は、
 すごい事なんだ。

 ずっとお母さんとお兄ちゃんを
 見守ってるからね!』


 …と伝えてくれました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



 捜索の途中で出逢った愛護センタ
 ーに居た黒ラブmix君が収容期限
 を迎える日、自分が殺してしまう
 ように思え泣いていたkeikoさん
 の事もリュウ君は知っていて、、、

 『次の子を飼っていいよ。僕に悪
 いなんて思わなくていいからね。
 一匹でも助けてあげてね。』


 …と言ってくれたそうです。

 幸い、その黒ラブmix君とあの日
 日持ち込まれた子猫ちゃん達は、
 ボランティア団体さんに引き取ら
 れる事が決まり、処分されず未来
 を手にする事が出来ました。

 それも、優しいリュウ君がお手伝
 いしていてくれたからではないか
 と私は思っています。


 リュウ君が元気な姿でお家へ帰れ
 なかった事は本当に悲しい事なの
 ですが‥

 行方が判るまでの1ヶ月、リュウ
 君はずっと一人ぼっちではありま
 せんでした。
 いつもいつもkeikoさんご家族に
 愛されていました。

 そんな溢れんばかりの愛はリュウ
 君にちゃんと伝わっていて、
 keikoさんご家族もまた、リュウ
 君から愛されていたのです。

 互いに触れ合う事はもう叶わず、
 それはとてもとても辛く淋しい事
 ですが、リュウ君は永遠に家族の
 一員で、ずっと一緒です^^


 リュウ君、keikoさん、、、
 出逢ってくれて
 生まれてきてくれて
 どうもありがとう。。☆

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