長編2
□記憶
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プルルルル、と電話が相手からの連絡を告げようと叫ぶ。
・・・とかそんな馬鹿っぽいことを考えると今溜まっている仕事なんか全てどうでもよくなってしまう。
『はい、もしもし?センリさん。』
はじまるんだ、ね
『わかりました、今、行きます。』
今回、僕”能力”使えそうにないな。
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