DRRR!短編小説
□†嘘だと信じてるから【桃様リクエスト】
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※シリアスめですごめんなさい。そんでもって死ネタになっちゃいました。ごめんなさい。
あの時、俺たちのうちの誰かがが彼女の傍に居たら。
彼女はまだ、笑ってたのかもしれない。
笑えてたのかもしれない。
俺たちはどこまでも愚かで浅はかで最低で最悪で。
いつもいつも傍にくっついているくせに、最終的には自分のことしか考えていなくて。
それでも、「俺が守る」なんて言っちゃって。
守ったつもりが逆に彼女を苦しめて。
俺だけが彼女を愛していたつもりで。
結局皆潰しあっていなくなって。
哀しいほどに。
これが現実なのだ。
★★★
「一瞬、何のことだかわからなかったわ」
彼女は包帯を巻いた顔を窓の外に向けて、呟いた。
「・・・・」
「何でよ、答えてよゆまっち」
何も答えない。
血のこびりついた青いパーカーが目立つ。
「じゃあドタチン。答えて」
「・・・・」
深く被った帽子の所為で、あんまり顔が見えなかった。が、笑っては居なかった。
やはり血がついていた。
狩沢は目線を渡草に向ける。
「ねぇ、答えられるわよね?」
彼女の声は段々掠れていって、治療用の眼帯から涙を零れさせていた。
「・・・」
渡草も、何も答えない。
赤い血がこびりついている。
皆、赤い血がこぼりついていて、取れなかった。
静まりきった病室の中で、狩沢は声を荒げた。
「誰か答えてよ!どうしてあんなことしたの!?あたしのことはどうでもいいの!どうしてかばったの!?どうせ死ぬなら!」
そこで、彼女は崩れ落ちた。
「死ぬなら・・・4人で死にたかったのに」
狩沢は、3人の男の遺体の前で、静かに泣き続けた。
「・・・ごめん」
小さな謝罪は、彼女の耳には届かなかった。
END.
あとがき。
ごめっ、ごめっ、ごめんなさァァァァい!!!!!!!(スライディング土下座)
ギャグが書けな・・・うぎゃあああ!!!
本当に本当にごめんなさい!!
涙と汗が止まりません(うぎゃああ
でもっ、でもっ、本当にリクエストありがとうございました!
またこんなクソの塊のような管理人&HPを宜しくおねがいします!
マジで感謝です!
あざっしたぁ!
4/18 はにた