替え歌
□悪ノ妖精
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君は人間 私はデュラハン
運命違う 哀れなふたり
君を守る その為ならば
私は悪にだってなってやる
期待の中僕らは出逢った
祝福するは君の瞳
運命の勝手な悪戯で
僕らの未来は一つになった
『たとえ世界の全てが
君の敵になろうとも
僕が君を守るから』
新羅がいつも言う口癖・・・
君はデュラハン 僕は人間
運命違う 哀れなふたり
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
初めて会話をした時から
ずっと見ていたよ君のこと
その優しげな声と笑顔に
一目で僕は恋に落ちました
だけど『首』があの娘のこと
消してほしいと願うなら
僕は『首』を隠そう
どうして?涙が止まらない
君は人間 私はデュラハン
運命分かつ 狂おしきふたり
「今日も君のこと大好きだよ」と
君は笑う 無邪気に笑う
もうすぐ私は死ぬのだろう
恐れる人間達の手で
これが運命(さだめ)だというのならば
私はあえて それに従おう
「ほら私のバイクを貸してあげる」
「これを使ってすぐ逃げるんだ」
「大丈夫私は無敵だ」
「きっとまた巡り逢える」
僕は人間 君はデュラハン
運命分かつ 悲しきふたり
君を『悪』だというのならば
僕だって同じ 運命なのに・・・
渋谷の池袋の都市伝説
『黒バイクに乗る首無』
とてもとても有名だった
とても可愛い僕の『彼女』
たとえ世界の全てが
(ついにその時はやってきて)
君の敵になろうとも
(終わりを告げる時が来る)
私が君を守るから
(野次馬などには目もくれず)
君はどこかで笑っていて
(君は僕の口癖を言う)
君は人間 私はデュラハン
運命分かつ 哀れなふたり
君を守る その為ならば
私は悪にだってなってやる
もしも生まれ変われるならば
そのときはまた愛してくれる?