03/07の日記
23：44
［10］ロランに出会う
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爽やかな再会をし、あらたな友情を交わした女の子同士が力を合わせて辿り着いた先は、
スミレに似た色の花が一面にそよぐ天空の園でした。
「か、かわいすぎます…
だ、抱き締めてもいいですか？」
注※ネコに言ってます
だなんていう、ものすっごいリリカルな情景を経てきたので、
続いてのスペルビア城とロランとの初対面は、それと大変コントラストの強い経験となりました。
スペルビアに立って耳をすませても、音はしてこないんだろう。
…人の暮らす音は。
ただ、故郷であるはずの下界から者々の欲望が空へも立ち上り、たった一人の心を苦しめる。
彼を心配する母親や妹の思いもきっと届こうとしていたのだろうけど、それらに呑みこまれてしまったんだろう。
ところで「ロランはずっとひとりぼっちだ」ってあったけど、泉の畔にいた空の魔女はノーカウント？？
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