03/12の日記

18:40
[13]続・会話上手
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話が少し遡りますが、
ロランと初対面の直後にアイレとユニータで会話すると、アイレが以前のユニータを嫌っている面もあった事が分かります。
えっ、ホルン城で別れた時は泣いて悲しんでたのに!?

結構衝撃だったんですが…よく考えてみれば、親しい相手でも全部が理想通り、好き、なんてあんまり無いですね。
もしそうだったら、全肯定(服従的な愛情)になっちゃう。
仮に全肯定という視線があったとしても、それは人間関係の最初の方と最後の方にしかない気がします。
つまり、相手を殆んど知らないか、知り尽くしたか。
そういう私自身、人を知り尽くしたと思えたことは、一度もありませんが…。

二人のこれからを象徴するような会話だと感じました。

アイレ絡みでもう一つ気になった…いやむしろ動揺した会話(発言)が、合流後のジュスカとの動物会話です。
まずジュスカ。

「まったく…人騒がせな子猫ちゃんだ…」

こ…っ
コネコチャン……(脳内エコー発生)
控え目な彼がこの言葉を選んだことが大変意外だ!
何かがにじんで透けてるよ!

しかし!

アイレ「金の卵をうむニワトリの話をきいたことがあったわ…本当にそうなら、ずっと傍にいて欲しいわね!」

さすが第二王女たるもの、動揺などしない!さらに上手(うわて)だ!
ちょっと突き放しつつ引っ掛けた!

…いや、本来は彼女のトレジャーハンターぶりを反映した言葉だとは思うのですが、
しばらくの間、いい会話聞いちゃった〜という気分に浸りました。

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