絵本百物語(辞典)

【ま】 2件

【舞首 (まいくび)】
“まひくび”《巷説3》三人の博徒勝負のいさかひより事おこりて公にとらはれ
皆死罪になりて死がいを海にながしけるに
三人が首ひとゝころによりて
口より炎をはきかけ
たがひにいさかふこと昼夜やむことなし。

残酷なもの血腥いものが苦手な百介さんが、貧血起こして倒れなかったのが不思議な位に、壮絶な仕掛け
おぎんさん、冷や汗ものでしたね〜。
殺人狂を相手に良く仕掛けました。


【豆狸 (まめだぬき)】
第十“まめたぬき”小雨ふる夜は
陰嚢をかつきて
肴を求めに
出るといふ。

個人的に大好きな画図の一つ。
お使い狸、可愛いったら
しかし葉っぱのお金はいただけない。
「賽銭泥はしないの?」
「暗黙の了解、神様の賽銭には手を出せないのが妖怪の決まりらしい」
へ〜本当?



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