絵本百物語(辞典)

【ろ】 1件

【老人の火 (ろうじんのひ)】
《続巷説6》“らうじんのひ”木曽の深山にや
老人の火といふ物あり。
是を消さんとするに水をもって消共更にきへず。
畜生の皮を以て消ば
老人ともに消るといへり。

原作で泣いた
最後に、こんな最後を、と涙・涙
百介さんの叫びも、又市の最後の声も。
因みに、この妖怪は地方が変わると、また出没場所も変わりますが、大抵は火と共に人の形をして出るみたいです。
老婆、骸骨みたいな男、死んだ筈の女、または子供。
死霊の火に近いのかも?



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