絵本百物語(辞典)

【く】 1件

【葛の葉 (くずのは)】
第十九“くずのは”信太杜のくずの葉の事は稚児までも知る事なれば、
こゝにいわず。

異種婚姻潭でも有名なもの。
かの阿部晴明の母親が、霊力高い狐であったとされる話。
しかし、考えてみるに「キメラや遺伝子操作生物じゃあるまいし、まず人間と動物との自然交配では合成生物は出来ませんっ」つーのが現代の常識。
つまりは「得意な能力や特出した能力を持つ者へ、嫉妬憎悪した者からの、出自の下落を狙った悪意な噂」が高い訳です。
イジメの一種と見ると…日本人の根性って情けね〜、なオチがつく
ちなみに、神の子供とされるのと妖怪変化の子供とされる格付けは、かなり差があります。が、どちらも扱いは悲劇で終わることが多いのが「哀しいやねぇ」



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