南☆妙斗の詩集

□恋するあなたに
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ジャムパン

南☆妙斗  


「疲れた時にはこれよ」 

頭の上に

ポンっと置いてくれたっけ

もう差し出してはくれない


「ジャムついてるわよ」


頬の右側   


ぺろっと舐めてくれたっけ

もうキスも できない  

あれは君の味 夢中だった
二人ほのかな苺の    

たしかなものは何だったか
もうわからない       


☆☆☆


「結婚と恋愛はちがうの」

だれか その 

どこかのお金持ち野郎から

僕に 彼女を 買ってきて

ここに
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