復活♀化・裏部屋
□月曜日
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「ひ…雲雀さん…」
サァーっと血の気が引くのが分かる。
このままいったら絶対…。
『何遅刻してるの?風紀が乱して…咬み殺すよ』
し、死んじゃう…。
「お早うございます…ではっ!」
軽く頭を下げた後、横を通り抜けようと走る。
しかしそれは無駄だった。
「ちょっと待って」
「ひゃっ!?」
制服の裾を掴まれそのままつんのめる。
ビタンと豪快に転びその拍子に大胆に下着を披露してしまった。
「何するんですかぁ!」
「兎に角応接室に来て」
怒られるだろうな、ということは誰が言わなくてもこの返事でとっくにわかりきっていた。
「はい…」
観念したようについてゆく。
しかしこれが悪夢の始まりだった、何てことは綱吉はまだ気付いていなかった。
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