復活♀化･裏部屋
□月曜日
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嫌いな物､月曜日の朝｡
｢母さん!何で起こしてくれなかったんだよ!｣
朝は騒がしい｡
大体は遅刻寸前で自分が悪いのだがつい人のせいにするのが悪い癖｡
｢獄寺君も今日はいないし…山本は朝練か｣
こう忙しい時に二人がいないのは好都合だ｡
大胆に着替えられるから｡
普段は男の二人がいるから堂々と着替えられない｡
が､今日は別問題｡
バサリと服を脱ぎ捨て制服を着る｡
｢いってきます!!｣
バタンと音を立てドアを開けると全速力で走る｡
｢完全に遅刻だーっ!!｣
死ぬ気でダッシュし学校へついたのは授業開始のチャイムがなった直後だった｡
｢嘘…｣
茫然としながらも足は逃げ出さずに教室へ向かっていた｡
｢はぁ…最悪だ｣
溜息をつき靴を履き替える｡
と､その瞬間だった｡
｢綱吉？｣
後ろからかかった声に振り向くと今最も会いたくない人物がそこにはいた｡
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